サクセスストーリ 成功への道のり 事例報告
2020年度サクセスストーリ 333-A地区 長岡蒼柴ライオンズクラブ 会長L永見 峰登志
2020年度サクセスストーリ 関宿ライオンズクラブ 会長L河井 哲弥
ライオンズはお互いから最も多くを学びます。
あなたが成功しているなら、私たちはあなたから聞いてみたいです!
あなたのサクセスストーリーは、他の人がメンバーシップイニシアチブを始めるために必要なインスピレーションにすぎないかもしれません。
会員プログラム、会員増強/勧誘イベント、またはライオンズが会員増強イニシアチブに焦点を合わせたその他のイベントについてのストーリーを共有してください。
(ライオンズクラブ国際協会サイトから引用)
333複合地区GMTコーディネーター L髙橋 克文
昨年度(2019-2020年度)、333複合から提出されたサクセスストーリ2例をご紹介いたします。リニューアル前の複合サイトに掲載した内容の再現です。是非ご覧になってください。GMTとして、参考になると思います。
文書の最後に、PDF版でダウンロードできます。ご活用ください。
サクセスストーリー1例
◆サクセスストーリー 事例報 長岡蒼柴ライオンズクラブ 会長 L永見 峰登志
テーマ 「クラブ満足度の向上で退会防止∼会員維持。そして会員増強への挑戦」
サクセスストーリー2例
◆サクセスストーリー 事例報 関宿ライオンズクラブ 会長 L河井 哲弥
テーマ 「 郷土愛がクラブを救う! 」
サクセスストーリー その1
テーマ 「クラブ満足度の向上で退会防止∼会員維持。そして会員増強への挑戦 長岡蒼柴ライオンズクラブ 会長 L永見 峰登志
333-A地区 長岡蒼柴ライオンズクラブ 会長 L永見 峰登志
1. 課題の発見
会員維持・会員増強が上手く言っていない。または、クラブ事業が充実していない。クラブ会員に以前より元気が無い等、課題を書き出してみましょう。
- 会員維持・会員増強が上手くいっていない。または、クラブ事業が充実していない。クラブ会員に以前より元気が無い等、課題を書き出してみましょう。
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・ここ数年の急な会員増加によって起こった新旧会員間のコミュニケーション不足。
・ベテラン会員・中堅会員の例会への出席率低下問題。
・会員120人超→大所帯となったが故に鈍くなってしまったアクティビティでの機動力。
・クラブ運営費・各負担金等の膨張。(会員数増加)
・地域ニーズ沿った新しい奉仕活動(模索含む)への転換。
・退会防止~会員維持、そして更なる会員増強との兼ね合いと目標。
2. 課題解決へ向けた活動と計画
- 課題についてどう考えて目標や計画をたてましたか?
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・クラブの活性化は会員増強によってこそ達成ができると言われるが、しかし急激に会員増強を推し進めると、旧会員の退会を招く事にも成り兼ねないので、先ずは足元を見据えて、会員増強より会員の維持の為の対策と、休みがちな会員には特に委員会単位での必フォローを依頼。
・年配者の退会防止の為、クラブ内規によるクラブ終身会員制度を設けて慰留をし易くする。
・会員交流に特化した委員会を設け、様々なクラブ内リクリエーションの企画と実施。
・会長経験者によって組織する会員委員会主催の新入会員セミナーを改め、全メンバーを対象としライオンズを学び、新旧会員の交流にも繋がるセミナーと懇親会を複数回企画開催。(3回)
・計画委員会には、夜開催の例会(特に前期)に於いて会員にとって季節感を感じ、満足度も高い会合となる様な企画とその実施を依頼。対照的に昼の通常例会は、伝統的でかつ厳格な式次第に則った例会だと位置づけをした(褒賞や入会式、ゲストスピーチ講演等はこの例会で行う)
・支部は現在、会員年齢を50歳未満として編成している。支部も独立した単体クラブあるのだと強く意識付け→新クラブの結成を目指して、支部でも独自に会員増強の目標を定めて貰った。
3. 実行した結果、どんな成果が出たのか
- 計画は順調に推移しましたか?課題が解決されてどの様な成果がでていますか?
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・今まで多くの委員会は、各々事業遂行の前の打合わせを兼ねた委員会の開催が主であり、委員会事業が完結した後の活動には特に定めも無いので会合には積極的でもなかったが、会員維持・増強も全ての委員長を中心にお願いをした事で、メンバーが一年間欠ける(退会)事の無い様意識して呼びかけや工夫(交流会)を独自に企画して頂いた。結果予定した奉仕活動のスムースな実施はもとより、会員維持~退会者ゼロに繋がったのだと考える。
・暫くの間、病気による療養を余儀なくされた、ベテラン(年配)会員から退会願いがあったのだが、今年度定めたクラブ内規を活用する事によって慰留する事ができた。
・我クラブは会員交流というと専らゴルフコンペ~懇親会というのが通例であったが、ゴルフは未経験・苦手という会員も大勢いる事から、委員会対抗によるボーリング大会~懇親会を企画~開催(2回)。ゴルフ時とは違ったメンバーやベテラン会員からの参加者も増えて、楽しくて和やかな新しい交流会をする事ができた。
・年3回開催のオリエンテーションは、会長経験者(会員委員会)の呼びかけにより入会の浅いメンバー・ベテラン中堅にも案内、クラブの歴史やライオンズの目的等をベテランライオン(クラブ年長者順)から代わる代わるスピーチをして頂く、今迄にはない会となった。
その後の膝を交えての懇親会ではライオンズについて熱く語り合うなど、普段あまり話す事の無かった新・旧会員同士にとっては、お互いを知る良い機会となった。
・我クラブの支部会員は30~40歳代が中心である、そこで会員拡大の鍵は支部にこそあると考え、支部会員をいずれ20名に!を目標に取り組んだ結果、7名の若い支部会員を獲得する事ができ、結果クラブの会員増強に大きな貢献となった。(支部会員→現在14名)
また支部では、今年度結成した大学生によるレオクラブからの相談や指導を行う傍ら、共同アクティビティ等も企画、互いに楽しみながら奉仕に対する意識も向上をしている様だ。
活発なライオンズ支部・レオクラブの活動となる事を期待している。
あなたのクラブのサクセスストーリーをお聞かせ下さい
- サクセスストーリ
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長岡蒼柴ライオンズクラブは1966年に結成、来年度は55周年を迎えます。
クラブは国際協会333-A地区4R2Zに所属、主な活動地域は新潟県長岡市となります。
市内には7つのライオンズクラブがあり、他にもロータリークラブやソロプチミスト、JCIなど様々な奉仕団体も複数あります、ですからこの地域に於ける我ライオンズクラブの会員増強への取り組みはそう容易くは無く、他団体との潜在会員争奪戦となっているのが実情です。
以前のクラブの実績を私は直接承知をしてはいませんが、先輩方の話などから結成来、景気の良い時代を背景に100名を超える多くの会員が集い~3つのクラブをスポンサー、そして様々な奉仕活動に取り組み蒼柴クラブの歴史を重ねて来たのだと伺ってきました。
そんな私の入会時の会員数は68名で、期末は79名となり80名には僅かに及ばなかったものの、会長の強いリーダーシップによって、私の他多くの新入会員と共にクラブへお世話になりました。
それからの10年間程は会員の世代交代や、40周年の節目も終えて年配会員の退会者も多く重なる時期ではありましたが、メンバーは強い危機感と意識を持って会員増強に取り組み、会員数は微増、そして2017年度遂にクラブ最高の会員数100名の大台を回復、今年度333-A地区73クラブ2900名の中にあって、現在この地区で最も多い正会員127名を擁するライオンズクラブとなりました。
しかしながら大きな問題も抱えている事をご紹介したいと思います。会員数のお蔭で財政面での心配は無いと言えますが、会員の入れ替わりや急激な増加による弊害なのか、例会や事業への出席率の低下が顕著となっている事なのです。
この事から今年度が始まるにあたり、何故か?会員にとって今のクラブでは魅力は無いのか?
このまま奉仕の御旗のもと、事業達成に向けた一年間の予算と計画をただ立てて依頼するばかりでは、一方でのクラブに寄せる会員の期待を少しも考えずに過ごしてしまった時、馴染めない会員の退会連鎖がもしかしたら起こるかも知れないと思ったのです。
青少年健全育成、環境問題、薬物乱用防止、献眼献血活動、LCIF寄付・・・ライオンズとして取り組む活動は無論大切な使命です。しかし奉仕以外の会員の幸福感や満足感を多少なりとも満たす工夫をクラブはして行かなければ、例えばライオンズの目的は達成したとしても、やがては会員間もギクシャクとなって退会者が増え、クラブの会員が激減してしまったでは遅すぎます。
ベテラン会員(年長者)からは、新たに会員となった人の顔を覚えられない、会話も余りする機会が無いと言った声も多く聞かれていましたし、折角、例会や事業に参加をしてみたもののお互いが知らない同士、そんなに会話も弾む筈もありません。つい気心の知れたメンバーとばかり纏まってしまい、何時もと変わらぬ会合にやがては新鮮さも薄れていつの間にか欠席気味へと・・・
そんな事も想像した訳です。最近の出席率低下の一因として、若しかしたら中堅である我々会員のある意味での無関心さもその一つと言えるかもしれないと考えさせられました。
短期間では急に変える事などできないかもしれませんが、大所帯である我クラブ故の問題点の
一つに限って、その改善に向けた雰囲気づくりとその対策から行動をしてみる事としました。
それは、クラブ内の世代間ギャップのみを如何するのかではなく、先ず単純にそれぞれお互いに楽しく会話をする事が改善への早道ですから、若い会員には特にその心掛けと共に、率先して夜例会や事業に向けての委員会・事業後の懇親会へ参加して1年間取り組んで頂く事としました。
計画委員会を始めとした交流系の委員会には思い切った事業予算を計上しましたし、またその他の奉仕活動を中心とする幾つかの委員会にも僅かですが別途交流費の予算編成をしてみました。
この様に会員一人一人に会員維持の意識を持って頂けた事が、7月からの現在まで退会者ゼロ、会員増強は17名(支部含む)へと繋がったのだと考えています。
さて、会員のクラブに寄せる満足度は多少向上できたのか?会員間の新たな出会い~友情の育みそして信頼関係醸成はどうであるか?その成果こそきっと来年度の我クラブ認証55周年事業で携わる全メンバーの活躍となって現れてくれたならありがたいと思います。
国際協会の方針・会員増強のみに我々は踊らされがちです。しかしもっとも大切なのは今の会員を思いやって、クラブは会員維持に最大限の努力を惜しまない事です。
会員増強しても、ベテラン会員が退会してしまう様では結局会員増強とはなりません。
そんな思いやりを持ったメンバー共に、地域へ奉仕の輪を広げ発信して行くならば、それぞれのライオンズクラブの会員は自ずと増えて行くのであろうと思います。
サクセスストーリー その2
テーマ 「郷土愛がクラブを救う!」 関宿ライオンズクラブ 会長L河井 哲弥
333-C地区 関宿ライオンズクラブ 会長L河井 哲弥
1. 課題の発見
- 会員維持・会員増強が上手くいっていない。または、クラブ事業が充実していない。クラブ会員に以前より元気が無い等、課題を書き出してみましょう。
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私、L河井が再入会した時点のクラブ会員数は12名、平成29年7月1日に私を含めた5名が入会した矢先、2名の先輩Lが退会し15名からの船出と成る。順調に会員増強を進めて来たが、54名の会員を束ねる為の組織作りが今後の重要課題である。
2. 課題解決へ向けた活動と計画
- 課題についてどう考えて目標や計画をたてましたか?
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1年任期の3役ですとクラブ運営等の改革を実現できない為、各委員会の活発化の為に、場合によっては役職の留任も有り得ると明確化し、更なるクラブ強化を図って来た。
3. 実行した結果、どんな成果がでたのか
- 計画は順調に推移しましたか?課題が解決されてどう様な成果がでていますか?
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各委員会の活動と意見を尊重する事で、クラブ全体に活気が出て来て、各会員に欲が出て来たと思う。(目標)各委員会が活発化する事でクラブが強化されて来たと感じています
あなたのクラブのサクセスストーリーをお聞かせ下さい
- サクセスストーリ
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私が関宿ライオンズクラブに再入会し、現在会員数53名のクラブ会長になるに至ったきっかけは、関宿ライオンズクラブ30周年記念式典にお招き頂いた事からでした。
懐かしさから式典に参加させて頂いた中でチャーターメンバであった私は結成当時21名からスタートした関宿ライオンズクラブが、12名まで減少していた事に衝撃と寂しさを覚えました。
われらの郷土関宿町は2003年に野田市と編入合併しており、『関宿』の名の付いたクラブをこのまま衰退させてはいけない、郷土関宿の為にもう一度奉仕しよう。そう私が決心したのはそんな気持ちからでした。
2017年7月、私と、私の想いに賛同してくれた同士4名とで入会した関宿ライオンズクラブ。
当時私達5名が入会すると同時に2名の先輩が退会、15名からの船出となりました。
私は入会直後から、会員増強の重大さをうったえ、先輩方の理解、協力も得られ徐々にですが会員も増えていきました。15名が20名に、20名が30名にと着々と成果も上がってきている中、関宿ライオンズクラブに転機が訪れます。2019年9月と10月に我々の千葉県を襲った台風15号・19号です。千葉県内でも様々な地域が被災をしましたが幸い関宿地域は甚大な被害も出ませんでした。そこで我々関宿ライオンズクラブに出来る事は何か、こういう時にこそ奉仕の力を。そんな想いで私が先頭に立ち、災害支援で被災地入りする者を募りました。会員はもちろん、会員の同志たちの協力も得られ被災地入りする事が叶い、9月22日に15名で現地入り、16棟の屋根へのブルーシートを張る事が出来、被災された方々のお役に立つ事が出来ました。また、10月14日に、新たな同士も含め23名で再び被災地入りし、屋根へのブルーシート張り。土嚢の運搬等をさせて頂きました。
復興も落ち着きを見せてきた頃、私は当時甚大な被害を目の当たりにし、これが郷土関宿でも起きていたら・・・今後の奉仕活動への意義を考えさせられました。災害支援に率先してくれた会員やその仲間たちと話し合いを重ね、災害支援を通じ関宿ライオンズクラブ支部の設立を決めました。
2019年12月、関宿ライオンズクラブイースト支部結成、15名入会、私の想いに賛同してくれた同志達がまた、我々の郷土、我々の仲間の郷土を色々な意味で守る為に集結してくれました。
郷土を守りたい、郷土関宿の為に奉仕がしたい。15名から再出発した私の関宿ライオンズクラブ、
現在53名、まだまだ郷土関宿を守り続ける為には会員増強が必要です。
郷土愛はクラブを救うのです。